01
クレンジングをパイプラインに集約
表記ゆれ・コード統一・重複排除のルールを Synapse のパイプラインとデータフローに実装。Excel での手作業を排し、毎回同じロジックで再現できます。
Azure Synapse と Power BI によるデータ活用基盤の構築
業務システムごとに CSV で出力されていたデータを、Azure Synapse のパイプラインで取り込み・クレンジング・加工し、Power BI でレポート化。Power BI Service で社内に共有し、「作って終わり」ではなく自動更新と活用の定着まで支援しました。
01OVERVIEW
| お客様 | 国内企業(複数システムの CSV データを保有)(非公開) |
|---|---|
| 事業領域 | Cloud Integration |
| 規模 | 複数の業務システムから出力される CSV データ(日次・月次)を対象。Power BI レポート複数本を Power BI Service のワークスペースで社内共有 |
| 期間 | データ整理 → パイプライン設計・実装 → データモデル・レポート構築 → Power BI Service 展開 → 活用支援 |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | Power BI Desktop / Power BI Service/Azure Synapse Analytics(パイプライン・データフロー)/Azure Data Lake Storage/CSV データ取り込み/データモデリング(スター スキーマ)/DAX メジャー/スケジュール更新・ロール設定 |
02CHALLENGE
販売・在庫・顧客などの業務データは各システムから CSV で出力できるものの、形式も項目名もばらばらで、部門ごとに Excel で加工してから集計していました。同じ指標でも部門によって数字が違う、月次の集計に数日かかる、といった状態でした。
CSV には表記ゆれ、コードの不統一、重複、欠損が含まれており、Power BI に直接読み込むだけでは正しい集計になりません。加工のロジックを個人の Excel から切り離し、毎回同じ手順で再現できる仕組みが必要でした。
03APPROACH
まず保有 CSV を棚卸しし、出力元、項目、粒度、更新頻度、品質上の問題を整理。レポートで見たい指標から逆算して、取り込む項目とクレンジングルール(コード統一、表記ゆれの正規化、重複排除、欠損の扱い)を決めました。
Azure Synapse Analytics のパイプラインで、CSV の取り込み(Data Lake への格納)→ クレンジング → 加工・集計 → Power BI 用データの出力までを実装。ロジックはパイプラインとデータフローに集約し、個人の Excel に依存しない形にしました。
Power BI ではファクトとディメンションに分けたデータモデルを設計し、指標をメジャーとして定義。部門横断で同じ定義の数字が出るようにしたうえで、経営向け・部門向けのレポートを構築しました。
Power BI Service にワークスペースを作成し、レポートを公開。データセットのスケジュール更新でパイプラインの出力を自動反映し、ロールと共有設定で閲覧範囲を制御。利用者への説明会と、指標の見方・フィルタの使い方の資料で活用を後押ししました。
04SOLUTION
01
表記ゆれ・コード統一・重複排除のルールを Synapse のパイプラインとデータフローに実装。Excel での手作業を排し、毎回同じロジックで再現できます。
02
取り込んだ CSV を加工前の状態で Data Lake に残し、加工後のデータと分けて管理。集計の根拠を遡れ、ルール変更時の再処理も可能です。
03
Power BI のデータモデルで指標の定義を一本化。部門ごとに数字が違う状態を解消し、同じメジャーを複数レポートで使い回せます。
04
ワークスペースにレポートを公開し、スケジュール更新でパイプラインの出力を反映。ロール・共有設定で経営・部門・担当者ごとの閲覧範囲を制御しました。
05
説明会と操作資料に加え、公開後の問い合わせ対応と指標追加の相談に応じ、レポートが「見られる」状態を作りました。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
次期 EDI 環境を Azure PaaS 中心のゾーン冗長構成で設計。Azure CLI 一式とパラメータシートで、お客様自身が再現できる形で引き渡し。
詳しく見る →AVD / Entra ID / FSLogix / Azure Files
学生用・教職員用の2テナントにまたがるAVD環境を、PoCから本番展開まで支援。
詳しく見る →Azure OpenAI / AI Search / App Service / Teams / Power BI
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詳しく見る →要件が固まる前の段階でも、現状と目的の整理からご相談いただけます。