01
業務の棚卸しと 4 区分への分類
情シス業務を一覧化し、当社が担うもの・お客様に残すもの・他部署に移すものを分類。責任者に残す業務を意思決定系に絞りました。
情報システム部門の業務棚卸しとメニュー化による運用支援
担当者の異動で属人化していた情報システム部門の業務を棚卸しし、当社が担う業務を支援メニューとして整理。アプリケーション保守・インフラ運用・業務運用を 1 つの一次窓口と共通プール(月次固定枠)で支える体制に移行しました。
01OVERVIEW
| お客様 | 事業会社(非公開) |
|---|---|
| 事業領域 | Managed Services |
| 規模 | 情報システム部門の業務全般(アプリケーション保守・インフラ運用・アカウント管理などの定常業務)。複数の担当役割による月次固定の共通プール体制 |
| 期間 | 棚卸し・提案 → 集中引き継ぎ → 運用(定期的な中間レビューで調整) |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | MSP 一次窓口(メール受付)/共通プール運用(月次固定枠)/基幹システム保守/Microsoft Azure(基盤運用)/アカウント・台帳管理/月次レポート・定例/準委任契約 |
02CHALLENGE
アプリケーション保守とインフラ運用の両方を担っていた担当者が離任することになり、属人化していた業務知識の継承と新しい保守体制の構築が急務でした。残る業務が情報システム部門の責任者に集中する見込みで、契約更新・社内調整・セキュリティ判断といった本来の業務に支障が出る状況でした。
基幹システムは数年内の更改を予定しており、既知の不具合は運用回避で対応する方針。当面は「攻めの改修」ではなく最小リスクで運用を回すことが優先で、あわせて固定費を抑え、発生ベースの費用構造にしたいという要望がありました。
03APPROACH
ヒアリングをもとに情報システム部門の業務を一覧化し、「当社が月次固定枠で定常対応する業務」「発生ベースで当社が対応する業務」「お客様の責任者が継続する意思決定系の業務」「他部署へ移管する業務」の 4 区分に分類しました。
当社が担う業務を支援メニューとして整理し、アプリ保守のみ・情シス支援のみ・統合の 3 パターンを比較提示。別契約にすると障害時の切り分けと責任分界が分断されるため、一次窓口を統合し、複数領域を 1 つの共通プールで運用する統合パターンを推奨しました。
体制は、全体サービス管理、MSP 一次窓口、技術支援(インフラ)、業務支援、アプリ保守の役割を月次工数で配分。優先順位(障害対応 → 日次運用 → 入退社対応 → セキュリティ対応)と対象外業務(新規開発、大規模改修、次期システム更改)を明文化しました。
離任前に集中引き継ぎと運用設計・マニュアル整備を行い、業務ユーザーからの問い合わせはメールで当社の一次窓口に一本化。運用目標(一次応答時間など)と月次レポート・定例、中間レビューで運用を調整する枠組みにしました。
04SOLUTION
01
情シス業務を一覧化し、当社が担うもの・お客様に残すもの・他部署に移すものを分類。責任者に残す業務を意思決定系に絞りました。
02
当社が担う業務を「一次窓口」「技術支援」「業務支援」「アプリ保守」のメニューに整理し、役割と工数配分を見える化しました。
03
複数領域を同じ窓口で受け付け、切り分けてから振り分け。月次固定枠の中で領域をまたいで柔軟に配分し、追加チケット費用なしで発生ベース業務まで吸収します。
04
一次応答・月次報告などを双方合意の運用目標として定義。契約期間・延長単位・中間レビューを、次期システム更改までの期間に合わせて設計しました。
05
離任前の集中引き継ぎ、運用設計、マニュアル整備を初期作業として実施。属人化していた知識を文書化してから運用に入りました。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
次期 EDI 環境を Azure PaaS 中心のゾーン冗長構成で設計。Azure CLI 一式とパラメータシートで、お客様自身が再現できる形で引き渡し。
詳しく見る →AVD / Entra ID / FSLogix / Azure Files
学生用・教職員用の2テナントにまたがるAVD環境を、PoCから本番展開まで支援。
詳しく見る →Azure OpenAI / AI Search / App Service / Teams / Power BI
社内向けチャットと生成AIドキュメント検索の2つのPoC環境をお客様のAzure上に構築し、Teams連携とPower BIダッシュボードまで提供。
詳しく見る →要件が固まる前の段階でも、現状と目的の整理からご相談いただけます。