01
AD 廃止を前提に Entra ID 参加へ一本化
新規端末は Entra ID 参加のみとし、既存端末は AD からワークグループに降格したうえで Entra ID に参加。AD サーバーは全端末の切り替え完了後に廃止する段取りにしました。
Intune によるデバイス管理の導入と Autopilot キッティング
オンプレミスの Active Directory を廃止し、Okta を ID 基盤とする構成へ移行するお客様に、Entra ID 参加と Intune によるデバイス管理を導入。Autopilot でキッティングを自動化し、運用手順書まで整備して引き渡しました。
01OVERVIEW
| お客様 | エンターテインメント関連企業(サービス業) |
|---|---|
| 事業領域 | Cloud Integration |
| 規模 | 全社 Windows 端末(Entra ID 参加)、Okta を IdP とする ID 基盤 |
| 期間 | 要件整理 → 設計 → 環境設定 → 運用支援(リリース後 1 か月のテクニカルサポート) |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | Microsoft Intune/Microsoft Entra ID(Entra ID 参加)/Windows Autopilot/デバイスコンプライアンスポリシー/条件付きアクセス/Windows Hello for Business/Okta(ID プロビジョニング)/Microsoft 365 E3 / EMS |
02CHALLENGE
端末はオンプレミスの Active Directory にドメイン参加しており、ID 基盤を Okta に切り替えて AD を廃止する計画がありました。AD のグループポリシーに頼っていた端末設定・アプリ配布・セキュリティ制御を、クラウド側で置き換える仕組みが必要でした。
端末の初期セットアップ(キッティング)は手作業で、台数の増加と拠点分散に対応しきれていませんでした。あわせて、会社が管理していない端末から社内システムにアクセスできる状態を解消し、デバイスの状態に応じたアクセス制御を実現したいという要望がありました。
03APPROACH
まず Intune でできること(MDM/MAM、構成プロファイル、アプリ配布、コンプライアンスポリシー、条件付きアクセス、Autopilot)を整理して説明し、お客様の業務要件・非機能要件から「今回有効にする機能」と「リリース後の運用一覧」を要件整理書としてまとめました。
Okta を IdP とする ID 基盤との関係を整理しました。Windows のサインインは Okta にリダイレクトできないため、端末は Entra ID 参加(Windows Hello の PIN 併用)とし、Okta から Entra ID への ID プロビジョニングで同期する構成に。Entra ID Connect の同期停止と AD 廃止のタイミングも切り替え計画に含めました。
要件をもとに Intune の機能設計を行い、当社の検証環境で設定値どおりに動作することを確認してから、環境設定シートに沿ってお客様テナントへ設定。お客様端末での動作確認を経て引き渡し、運用手順書・導入マニュアル・キッティングマニュアルを整備し、リリース後 1 か月はチケット制で QA に対応しました。
04SOLUTION
01
新規端末は Entra ID 参加のみとし、既存端末は AD からワークグループに降格したうえで Entra ID に参加。AD サーバーは全端末の切り替え完了後に廃止する段取りにしました。
02
Okta から Entra ID への ID プロビジョニングを前提に、端末サインインは Entra ID 資格情報または Windows Hello。Okta 側パスワード同期の可否も含めて選択肢を提示しました。
03
デバイス情報(CSV)の登録、Autopilot プロファイル、構成プロファイル、アプリ配布を組み合わせ、箱から出した端末を利用者のサインインだけでセットアップ完了する流れに。
04
パスワード・暗号化・OS バージョンなどの準拠ルールを定義し、非準拠端末からのアクセスを制御。デバイスベースの条件付きアクセスで社内システムを保護します。
05
要件整理の段階で運用一覧を作り、その一覧に対応する運用手順書を成果物に。担当者が変わっても同じ手順で回せる状態にしました。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
次期 EDI 環境を Azure PaaS 中心のゾーン冗長構成で設計。Azure CLI 一式とパラメータシートで、お客様自身が再現できる形で引き渡し。
詳しく見る →AVD / Entra ID / FSLogix / Azure Files
学生用・教職員用の2テナントにまたがるAVD環境を、PoCから本番展開まで支援。
詳しく見る →Azure OpenAI / AI Search / App Service / Teams / Power BI
社内向けチャットと生成AIドキュメント検索の2つのPoC環境をお客様のAzure上に構築し、Teams連携とPower BIダッシュボードまで提供。
詳しく見る →要件が固まる前の段階でも、現状と目的の整理からご相談いただけます。