01
2 方式を比較してから決める
再構築方式とレプリケーション方式を作業・費用で並べて提示。アプリベンダーの作業量と影響範囲を踏まえ、既存サーバーを移す Azure Migrate を選択しました。
基幹システムのオンプレミスから Azure への移行(Azure Migrate)
データセンターの VMware 上で稼働していた基幹システムを、既存の Azure 環境へ Azure Migrate で移行。アプリケーションの切り替えはベンダー、Azure 側の設計・レプリケーション・カットオーバー作業は当社という分担で、夜間・休日の作業で本番切り替えを完了しました。
01OVERVIEW
| お客様 | サービス業の企業(サービス業) |
|---|---|
| 事業領域 | Cloud Integration |
| 規模 | 基幹システムサーバー数台(Windows Server、データセンターの VMware 環境)→ 既存 Azure 環境(閉域網接続) |
| 期間 | 設計・準備 → テスト移行 → 本番移行(夜間・休日)→ 移行後設定 |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | Microsoft Azure/Azure Migrate(サーバー移行)/VMware vCenter(移行元)/Windows Server 2016/Azure Virtual Machines/Premium SSD/Azure Virtual Network(閉域網接続)/Azure Backup/Azure Monitor |
02CHALLENGE
データセンターに置いていた基幹システム(アプリ・DB を含む数台)を、すでに利用している Azure 環境へ集約したいという要望がありました。アプリケーションはベンダー保守で、OS やミドルウェアの再構築を伴う移行は影響範囲が大きく、既存サーバーをそのまま移す方式が現実的でした。
既存の Azure 環境とデータセンターは閉域網で接続されており、移行後も同じネットワークで業務を継続する必要がありました。あわせて、移行後のサイジングと月額コストの見通し、バックアップ・監視の構成も事前に示す必要がありました。
03APPROACH
まず「Azure 上に仮想マシンを再構築してアプリはベンダーが移行する」方式と、「Azure Migrate で既存サーバーをレプリケーションする」方式の 2 案を、作業内容と費用で比較提示しました。既存サーバーを移す後者を採用し、現行スペックに対応する VM サイズと月額費用を試算しました。
Azure Migrate のアーキテクチャを設計し、データセンター側の vCenter との連携、アプライアンスの配置、必要なポート/URL を確認。移行対象サーバーの順序とスケジュール案、移行後のバックアップ・監視方針を移行計画書にまとめました。
アプライアンスを構築してディスカバリ・評価を実行し、まず 1 台でテストレプリケーションと Test migration を実施。テスト用 VM で OS 起動・RDP・ネットワーク疎通を確認し、問題点と制約事項を洗い出しました。
本番はレプリケーションを全台分設定して初期同期を監視し、アプリケーションベンダーが作成したカットオーバー手順を技術レビュー。当日は最終同期・サーバー起動・疎通確認を Azure 側で実施し、移行後にレプリケーション停止とクリーンアップ、バックアップ・監視の設定、簡易運用手順書(バックアップ変更・リストア手順など)の作成まで行いました。
04SOLUTION
01
再構築方式とレプリケーション方式を作業・費用で並べて提示。アプリベンダーの作業量と影響範囲を踏まえ、既存サーバーを移す Azure Migrate を選択しました。
02
本番前に 1 台で Test migration を実施し、OS 起動・疎通と制約事項を確認。本番のレプリケーションとカットオーバーを想定どおりに進めるための材料にしました。
03
既存の閉域網を利用し、基幹システム用のサブネット追加または新規 VNet の接続で構成。移行後も社内からの経路を変えずに利用できます。
04
Azure 側の設計・レプリケーション・カットオーバー当日作業は当社、アプリケーションの切り替えと動作確認はベンダー・お客様。カットオーバー手順は当社が技術レビューして整合を取りました。
05
Azure Backup と監視を設定して疎通確認し、簡易運用手順書を納品。移行期間中はリモートでの設定変更と QA に対応しました。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
次期 EDI 環境を Azure PaaS 中心のゾーン冗長構成で設計。Azure CLI 一式とパラメータシートで、お客様自身が再現できる形で引き渡し。
詳しく見る →AVD / Entra ID / FSLogix / Azure Files
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