01
指標から逆算したデータ設計
見たい指標を先に定義し、必要な項目だけを Salesforce と外部データから取り込む設計に。不要なデータを持ち込まず、レシピと更新作業を軽くしました。
Salesforce CRM Analytics による経営ダッシュボードの構築
Salesforce に蓄積された商談・活動データと、部門ごとに Excel・CSV で管理されていた実績・目標データを CRM Analytics で統合。データの棚卸しとクレンジングから始め、レシピで集計ロジックを実装し、毎月のデータ更新に耐える構成でダッシュボードを構築しました。
01OVERVIEW
| お客様 | 国内企業(Salesforce 利用中)(流通・販売業) |
|---|---|
| 事業領域 | System Development |
| 規模 | Salesforce の標準・カスタムオブジェクトに加え、Excel・CSV で管理されていた外部データを統合。ダッシュボード複数本 |
| 期間 | データ棚卸し → 設計 → レシピ実装 → ダッシュボード構築 → 定期更新の運用整備 |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | Salesforce/CRM Analytics(旧 Tableau CRM)/レシピ(Data Prep)/データセット/レンズ/ダッシュボード/CSV 外部データ接続/行レベルセキュリティ |
02CHALLENGE
Salesforce には商談や活動の記録が蓄積されている一方、目標値や実績の一部、組織のマスタは部門ごとの Excel・CSV で管理されており、経営が見たい指標を出すには手作業で突き合わせる必要がありました。集計のたびに数字が合わない、担当者しか作れない、という状態でした。
外部データは表記ゆれやコードの不統一、粒度の違いがあり、そのまま取り込んでも正しく結合できません。あわせて、一度作って終わりではなく、毎月のデータ更新でも同じ手順で再現できる構成が求められました。
03APPROACH
まず「どの指標を、誰が、どの粒度で見たいか」を整理し、指標ごとに必要なデータ項目を Salesforce 側・外部データ側に振り分けました。外部データは項目、粒度、更新頻度、所有者を棚卸しし、取り込み対象と除外対象を決めました。
クレンジングは「取り込み前に直すもの」と「レシピで吸収するもの」に分けました。取引先名の名寄せやコード体系の統一のように上流で直すべきものはマスタ整備として依頼し、表記ゆれの正規化や欠損の補完はレシピの変換ステップで実装しました。
CRM Analytics のレシピで結合・集計・計算のロジックを組み、データセットを作成。レンズで指標を検証しながらダッシュボードを構築し、フィルタと権限(行レベルセキュリティ)で部門ごとの見え方を制御しました。
定期更新は、外部データを所定の形式で所定の場所に置けばレシピのスケジュール実行で反映される流れに整理。取り込みファイルのテンプレートと更新手順を用意し、担当者が変わっても同じ手順で回せるようにしました。
04SOLUTION
01
見たい指標を先に定義し、必要な項目だけを Salesforce と外部データから取り込む設計に。不要なデータを持ち込まず、レシピと更新作業を軽くしました。
02
上流のマスタで直すもの(名寄せ、コード統一)と、レシピで吸収するもの(表記ゆれ、欠損補完)を分け、データ品質の責任所在を明確にしました。
03
結合・集計・期間比較・達成率などの計算をレシピの変換ステップで実装。ロジックが GUI 上に残るため、後から確認・変更しやすい構成です。
04
外部データはテンプレート化した CSV を所定の場所に配置するだけで、スケジュール実行のレシピが反映。手作業の突き合わせをなくしました。
05
行レベルセキュリティとダッシュボードのフィルタで、経営・部門・担当者それぞれに必要な範囲だけを表示。レンズで数字の根拠まで掘り下げられます。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
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