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要件確認 → 検証 → 計画 → 本番移行の段階構成
要件定義書があっても Box 上での実現方法は別途整理が必要です。要件確認、移行検証、計画立案を分けて実施し、各工程の結果を次の判断に使える形にしたうえで本番移行に進みました。
ファイルサーバーから Box への全社移行と Teams・Outlook 連携
ファイルサーバーから Box への全社移行を、要件確認、移行検証、計画立案の 3 工程で段階的に進め、本番移行まで完了。検証では本番データを実際に移行しながら方式と所要期間を確かめました。本稼働後は Microsoft Teams・Outlook との連携を設定し、テストで動作を確認したうえで利用を開始しています。
01OVERVIEW
| お客様 | 全国に拠点を持つサービス企業(パートナー SIer と協業)(サービス業) |
|---|---|
| 事業領域 | SaaS & Security |
| 規模 | オンプレミスのファイルサーバーから全社で Box へ移行(容量・ユーザー数は非公開)、Microsoft 365 併用環境 |
| 期間 | 要件確認(約 1 か月)→ データ移行検証(約 2 か月)→ 移行計画立案(約 1 か月)→ 本番移行 → Teams・Outlook 連携の設定・テスト |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | Box/Box for Microsoft Teams/Box for Outlook/Microsoft 365(Teams/Outlook/Exchange Online)/ファイルサーバー(オンプレミス)/データ移行ツール(市販製品の比較)/ID 連携(Box と既存 ID 基盤) |
02CHALLENGE
ファイル共有をオンプレミスのファイルサーバーから Box へ移す方針は決まっていましたが、フォルダ構成や権限をどう運用するか、既存データをどの方式でどれだけの期間で移せるか、ID をどう連携するかが未確定で、要件定義書はあるものの Box 上でどう実現するかは整理されていませんでした。
データ量が多く、移行に使うツールや並列度によって所要期間が大きく変わるため、机上の見積りだけで本番移行の計画を立てることができませんでした。移行期間中の業務影響を抑えるためにも、実データで確かめてから計画を固める必要がありました。また、日常業務は Microsoft 365 の Teams・Outlook が中心のため、Box を「別の置き場」にせず、普段のツールから自然に使える状態にすることが定着の条件でした。
03APPROACH
まず要件確認の工程として、お客様の要件定義書をもとに Box の運用要件と移行要件を確認し、あわせて ID 連携の要件を整理しました。当社が全体の窓口とプロジェクト管理を担い、運用・移行要件はパートナー SIer のエンジニアと、ID 連携要件は当社エンジニアが担当する体制で、要件確認案と QA 管理表を成果物として整理しました。
次にデータ移行検証。ファイルサーバーにアクセスできる環境で検証環境を構築し、移行データを整備したうえで移行テストを実施しました。検証期間中に本番データの多くを移行できる可能性があったため、検証と本番データの移行を並行して進め、検証終了時の残データについて、必要な期間と計画を提案する進め方としました。市販の移行ツールについても、費用と契約形態を比較して参考情報として提示しています。
検証結果をテスト結果報告書にまとめ、移行計画立案の工程で残データの移行方式、期間、体制を移行計画書として整理。計画に沿って本番移行を完了し、Box での本稼働に移行しました。作業は平日日中を基本とし、各工程で確認会議を設けてお客様と認識を合わせながら進めました。
本稼働後、Microsoft 365 との連携として Box for Microsoft Teams と Box for Outlook を設定。Teams のチャネルに Box Files タブを追加してフォルダを参照・アップロードできること、投稿時に Box 経由でファイルを共有できること、Outlook でメールの添付ファイルと本文を Box に保存できること、Box 上のファイルをリンクとして添付できることを、テスト仕様書に基づいてお客様環境で確認し、結果報告書として納品しました。
04SOLUTION
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要件定義書があっても Box 上での実現方法は別途整理が必要です。要件確認、移行検証、計画立案を分けて実施し、各工程の結果を次の判断に使える形にしたうえで本番移行に進みました。
02
検証用のサンプルではなく本番データを使って移行テストを行い、検証期間中に移行できたデータはそのまま活かす方針としました。検証と移行を二度手間にせず、残データの見積り精度も上げられます。
03
手作業・標準機能・市販ツールのどれで移行するかは、データ量と期間で答えが変わります。年額型と短期契約型のツールを費用感とともに提示し、お客様が方式を選べるようにしました。
04
Box Files タブ、投稿時のファイル共有、メール添付の Box 保存、Box からの添付といった日常操作を、設定シートとテスト仕様書で確認。利用者が普段のツールから Box を使えるようにし、定着の障壁を下げました。
05
パートナー SIer のエンジニアと当社エンジニアで担当領域を分け、当社が全体の窓口とプロジェクト管理を担いました。QA 管理表を工程共通で使い、課題の抜け漏れを防いでいます。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
次期 EDI 環境を Azure PaaS 中心のゾーン冗長構成で設計。Azure CLI 一式とパラメータシートで、お客様自身が再現できる形で引き渡し。
詳しく見る →AVD / Entra ID / FSLogix / Azure Files
学生用・教職員用の2テナントにまたがるAVD環境を、PoCから本番展開まで支援。
詳しく見る →Azure OpenAI / AI Search / App Service / Teams / Power BI
社内向けチャットと生成AIドキュメント検索の2つのPoC環境をお客様のAzure上に構築し、Teams連携とPower BIダッシュボードまで提供。
詳しく見る →要件が固まる前の段階でも、現状と目的の整理からご相談いただけます。