01
調査 → 計画 → 移行の 3 段階
現行調査で対象を確定し、移行計画で手順と影響を文書化してから移行作業へ。当日の判断を減らし、切り替え時間を短くしました。
Azure サブスクリプション間のリソース移行(CSP への契約切り替え)
Azure の契約を CSP に切り替えるため、稼働中の本番・検証環境をまるごと新しいサブスクリプションへ移行。移行ツールで動かせないリソースは事前に洗い出して移行後に再構成し、休日の日中帯で切り替えを完了しました。
01OVERVIEW
| お客様 | 事業会社(SIer 経由)(非公開) |
|---|---|
| 事業領域 | Cloud Integration |
| 規模 | Azure サブスクリプション 1 系統、本番・検証の仮想マシン十数台とネットワーク・バックアップ一式(リソース 100 超) |
| 期間 | 現行調査 → 移行計画 → 移行作業(休日日中帯) |
| 支援範囲 |
|
| 技術 | |
| 使用サービス・製品 | Microsoft Azure/Azure リソース移動(サブスクリプション間)/Azure VPN Gateway/Azure Load Balancer(Standard)/SQL Server on Azure VM/Azure Backup / Recovery Services/Azure CSP |
02CHALLENGE
ライセンス契約の見直しに伴い、既存のサブスクリプションで稼働している環境を CSP 契約のサブスクリプションへ移す必要がありました。対象は本番の Web・DB・ワークフローサーバー群、検証環境、拠点との VPN 接続、バックアップ、スナップショットなど 100 を超えるリソースで、Azure ポータル上で構成された関連付けを崩さずに移す必要がありました。
Azure のリソース移動機能はすべてのリソース種別に対応しているわけではなく、VPN ゲートウェイ(旧 SKU)、Standard ロードバランサー、SQL 仮想マシンの構成、パブリック IP の割り当てなどは移行後に手作業で戻す必要があります。どれが移動できてどれが再構成になるのかを事前に見極めることが、切り替え当日のリスクを左右しました。
03APPROACH
まず Azure ポータルからリソース一覧・関連付け・設定を調査し、お客様提供のリソース一覧・構成図と突き合わせました。稼働スケジュール(曜日・時間帯で停止する VM、削除予定の VM)も確認し、移行対象と対象外を確定しました。
リソースごとに「移動できる/再構成が必要/移行前に関連付けを解除する」を分類した移行手順書を作成し、移行後の影響(IP アドレス、DNS、VPN 対向側設定)を整理。VPN は旧 SKU から新 SKU での再構成、Standard LB は移行後に再作成する計画にしました。
Azure の機能で移行検証を実施し、エラーになるリソースを調査・解消したうえで、業務影響の少ない休日の日中帯に移行作業を実施。移行後に VPN・LB・SQL VM 構成・パブリック IP を再構成し、Azure ポータル上での確認まで当社、OS レイヤー以上の正常性確認はお客様、という分担で完了させました。
04SOLUTION
01
現行調査で対象を確定し、移行計画で手順と影響を文書化してから移行作業へ。当日の判断を減らし、切り替え時間を短くしました。
02
VPN ゲートウェイ、Standard LB、SQL VM 構成、パブリック IP など、移動できないものを事前に洗い出し、移行後の再構成手順まで手順書に含めました。
03
旧 SKU の VPN ゲートウェイは移行を機に新 SKU で再構成。対向側(拠点ルーター)の設定はお客様側で実施できるよう、必要な値を提示しました。
04
Azure の移行検証機能で事前にエラーを検出し、関連付けの解除や設定変更で解消してから本番移行へ。当日のやり直しを避けました。
05
業務時間外に移行を実施し、移行作業結果報告書で移行したリソースと再構成したリソースを一覧化。以後の運用の引き継ぎ資料にもなります。
05RESULTS
06DELIVERY
07OTHER CASES
Azure / PaaS / App Service / SQL Database / IaC
次期 EDI 環境を Azure PaaS 中心のゾーン冗長構成で設計。Azure CLI 一式とパラメータシートで、お客様自身が再現できる形で引き渡し。
詳しく見る →AVD / Entra ID / FSLogix / Azure Files
学生用・教職員用の2テナントにまたがるAVD環境を、PoCから本番展開まで支援。
詳しく見る →Azure OpenAI / AI Search / App Service / Teams / Power BI
社内向けチャットと生成AIドキュメント検索の2つのPoC環境をお客様のAzure上に構築し、Teams連携とPower BIダッシュボードまで提供。
詳しく見る →要件が固まる前の段階でも、現状と目的の整理からご相談いただけます。